由伸監督熱烈応援ブログ

由伸監督率いる読売ジャイアンツをやさしく、時には厳しく、そして熱烈に応援します!

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巨人とソフトバンク、顕在化した4つの差

   

6/10~12の読売ジャイアンツとソフトバンクホークスの三連戦は、ホークスの三連勝で終えました。

このカードを迎える前は、ジャイアンツは交流戦2位、ホークスは1位と、比較的好調なチーム同士の試合であったはずでした。

ところが、フタを開けてみたら、1戦目はともかく2、3戦目は圧倒的・絶対的な実力差が見られ、まるで弱いものいじめといっても過言でない試合内容でした。

ジャイアンツとて少し前は三連覇をしていた球団、なぜここまでホークスとの差がついてしまったのでしょうか?

四つの差

先日の三連戦を見て、ジャイアンツとホークス、大きく分けて四つの差を発見しました。

  1. ドラフトの差
  2. 育成力の差
  3. 選手の意識の差
  4. 首脳陣の差

そう、チームとして、いや球団として、ほぼ全ての面でホークスはジャイアンツを上回っているのです!!

ひとつひとつ見ていきましょう。

ドラフトの差

チーム作りの基本はドラフトにあります。ドラフトの成功の有無がチームの今後を左右するといっても過言ではないでしょう。

その大事なドラフトで、近年ジャイアンツは意味不明な指名がしばしば見られます。

たとえば、ファイターズに移籍となった王累という選手を2012年にドラフト2位で獲得しました。

「犬より早い」とかよく分からん触れ込みでしたが、実際本当にそれだけの選手で、守備も打力も残念なレベルで、到底ドラ2で取る選手ではありませんでした。

去年のドラ1の桜井も、果たして本当にドラ1に相応しい選手なのか、疑問に感じます。

翻って、ホークスはドラフトの王道を行きます。

去年は将来有望・右のエースとなりうる逸材の高橋純平選手を指名しました。

2015年は高橋をはじめ、ドラフトで指名した選手全員が高卒です。

少し前は大卒のナンバーワン投手を中心に集めていて、菅野と投げ合った東浜も4年目にしてようやく頭角を表してきました。

このように、ホークスは優れた才能を持った選手を中心に指名している印象を受けます。

このドラフト力の差が、数年後に大きな差になって表れてくる、そんな印象を受けました。

育成力の差

ジャイアンツには大田という将来有望な選手がいました。

将来を嘱望されていた彼は、あの松井秀喜の背番号55を与えられていたのですが、期待通りの活躍を見せないものだから背番号は取り上げられ、新たに44が与えられました。

大田に素質があるのは間違いなく、高卒1,2年目はファームながらホームランを量産していました。

その彼が、今ではスラッガーの面影などまるで無い、情けない選手に落ちぶれています。

ホークスは、柳田という選手がいて、ご存じの通り去年トリプルスリーを獲得しました。

彼も大田のような素材型で、入団当初は相当荒々しい選手であったと聞きます。

そんな柳田をホークスはものの見事に育て上げたのです。

大田と柳田、この二人を取ってみるだけで育成力の違いが分かろうというものですが、他にもホークスは長谷川、中村晃、今宮と主力級がポコポコ出てきます。

ジャイアンツはいまだに阿部、長野、坂本頼り。それも全員ドラ1。ドラフト下位からのたたき上げがいない。

柳田はドラ2、長谷川はドラ5、中村晃はドラ3ですよ。

球団としての育成力の絶対的差、ファンとして嫌になります。

選手の意識の差

ある意味、これが一番大きいのではないでしょうか。

ホークスの選手たちは本当に必死です。

必死こいて野球をやっている!

あんなに強いのに、油断も慢心も一切感じなかった。

二戦目、ホークスの牧原がファーストにゴロを打ち、一塁手の脇谷がチンタラ処理をしている間、猛ダッシュで一塁に滑り込んで内野安打をもぎ取りました。

牧原選手から、この出場機会を何としてでもモノにするんだと、強力な思いが画面越しに伝わってきました。

この執念、この野球根性、ジャイアンツの選手から果たして感じられるだろうか?

ホークスの選手たちのプレーを見たら、ジャイアンツの選手たちのレベルの低さというか、意識の低さがあからさまになります。

ジャイアンツの選手の中で本当にプロ意識が高いのは、菅野・坂本・阿部ぐらいではないでしょうか。

彼らは実績のある一流選手、じゃあ、スタメンに出たり出なかったりの連中はどうなのか?牧原のように必死にやっているのか?

とてもそうは見えません。

首脳陣の差

1戦目、1死満塁でバッター鶴岡、打席に向かう前に工藤監督は鶴岡に何かアドバイスをしました。

普通であれば、代打を出してもおかしくない場面ですが、あえて鶴岡をそのまま向かわせました。

結果、菅野から犠牲フライを打ち、それが決勝点となり、ホークスは勝利をもぎ取ったのです。

工藤監督は試合後に鶴岡にそのまま打席に立たせたことについて、

「菅野は四球を出しているから、何としてもストレートを取りに来る。その球を狙い打って犠牲フライを打ってくれると信じていた」

と発言したそうです。

工藤監督恐るべし、です。

果たして他の球団の監督に、このような冷静な読みで采配をふるう人物はいるでしょうか?

いるとしたら、ベテランの梨田監督ぐらいなものでしょう。

また、ホークスはチーム単位で菅野という強敵を攻略した。

方や、ジャイアンツは何の意図も意思もなく、適当にバットを振っているだけ・・・。

チーム単位という言葉のチの字もありません。

チームワークといいますか、首脳陣の力量差もはっきりと推し量ることが出来た三連戦でした。

実力差は絶大、三連敗は必至だった

以上のように、ホークスは殆どの面でジャイアンツを上回っており、チームとして、球団としての実力差は天と地ほどで、三連敗は当たり前の結果だったと言って良いでしょう。

ジャイアンツは如何にしてホークスに一歩でも近づけるか、球団を上げて真剣に考えなければならないでしょう。

ただ、第一戦目の菅野VSホークス打線は本当に見ごたえのある、素晴らしい試合でした。

贔屓球団が負けても、ああいう野球を見ることができただけで幸せでした。

野球ファンとして、ハイレベルな試合を見ることが何より楽しいですから。

ジャイアンツも、常時ハイレベルな試合が出来るようになるまで頑張れ!

 - G考