広島東洋カープに神風が吹いている
開幕前、いったい誰がこのような展開を予想出来たでしょうか?
広島東洋カープが二位ジャイアンツと8ゲーム差をつけて、首位を独走しています。
常識では考えられない現象が、いままさに起きています。
まるで野球ゲームの世界に迷い込んだかのようです。
そして、現実離れした恐ろしいほどの強運を1度や2度ではなく、何度も発揮しているのです。
プロ野球とは、人智の及ばぬ出来事がまれに発生する興業だと認識しているのですが、このカープの快進撃もまさにそうです。
カープに吹く追い風の数々
思いつく限り、カープの追い風となっている現象を、挙げてみました。
- 他のセ・リーグ5球団がもたついている
- 野村祐輔の暫定最多勝
- ホークス戦をマツダで1勝1敗1分で切り抜けた
- 鈴木誠也3試合連続決勝弾
- 凡フライの落球サヨナラ勝ち
一つ一つ簡単に見ていきましょう。
他のセ・リーグ5球団がもたついている
やっぱりこれが大きいでしょう。
いや、セがどのチームもパッとしないのは、ある意味予想通り。
カープだけが順風満帆にわが世の春を謳歌している。もうこいのぼりの季節もとっくに過ぎたというのに。
6/26の時点で、二位以下はみんな借金もちです。
カープだけが貯金を独り占めしています。
対抗馬がいないと、追われるプレッシャーも軽減するので、首位を走る球団にとって有利でしょう。
野村祐輔の暫定最多勝
野村祐輔投手は現在、8勝2敗、防御率2.41と素晴らしい成績を残していて、現時点で最多勝です。
ちなみにジャイアンツの菅野は5勝4敗、防御率1.64・・・。
野球ファンに菅野と野村、どちらが良い投手かと質問したら、1000人中1000人が菅野と答えるでしょう。(というか野村を選ぶ人を野球ファンとは認めない)
味方の援護を殆どもらえず5勝しかできない菅野と、大量援護で早めにマウンドを降りても勝ってしまう野村。
投手の勝敗の理不尽さを味わっています。
しかし調べてみたら、野村は今年、1本しかホームランを打たれていません。
これは立派。しかし、成績含めあまりにも出来過ぎな感が否めません。
ホークス戦をマツダで1勝1敗1分で切り抜けた
カープの交流戦の初戦の相手が、最強球団・ソフトバンクホークスでした。
3タテされるだろうなと思っていたら、なんと1勝1敗1分と、申し分ない戦績で切り抜けたのです。
1分は降雨コールドでした。
天候にも恵まれ、ホークス戦を無傷でやりすごしたことで、以降の交流戦の弾みとしたのでしょう。
鈴木誠也3試合連続決勝弾
鈴木誠也は非常に活きのいい素晴らしい選手で、ジャイアンツファンの私も一目置いていました。
その彼が、オリックス3連戦でいずれも決勝ホームランを放ったのです。
しかも内2試合はサヨナラ勝ちです。
いずれ鈴木はレギュラーを取るだろうとは感じていたのですが、ここまで大活躍するとは、まったく予想外でした。
凡フライの落球サヨナラ勝ち
昨日の試合のことです。
タイガース戦、サヨナラのチャンスで松山がフライを打ち上げて、チェンジで延長戦かと思われたその時、タイガースの外野手の中谷と俊介が交錯して落球してしまい、サヨナラ勝ちを収めました。
これにより、交流戦明けのカードは三連勝です。
なんかもう、気味が悪いです!
長らく野球ファンやってますが、こんなのは見たことない!
脚本があるのかと疑いたくなります。
まさに神風が吹いている
いかがでしたでしょうか?
私はカープファンではないので、細部は間違っていたり、認識違いしているかもしれませんが、本来ジャイアンツファンによるジャイアンツを語るブログですので、そこはご容赦ください。
今、カープはやることなすこと万事うまくいっている状態、神風が吹いている状態だと言ってよいでしょう。
ジャイアンツもそんな時期がありました。
が、それは決して長続きしないことは歴史が証明しています。
果たしてこの神風がいつまで続くのか、ジャイアンツファン目線で「低見の見物」させてもらいましょう。