由伸監督熱烈応援ブログ

由伸監督率いる読売ジャイアンツをやさしく、時には厳しく、そして熱烈に応援します!

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2016年の展望 鈴木尚広

      2016/01/11

選手単位で見る2016年の展望、第九弾。鈴木尚広選手。

巨人一の職人気質を持った選手です。

ナンバーワンではなくて、オンリーワン。そんなフレーズが似合う選手です。

オンリーワンといえば、ジャイアンツのOBの中で真っ先に思い浮かぶのが、川相選手。

彼が持っているバントという一芸は、他の選手の追随を許さぬほどに昇華されていました。「ピンチバンター」として代打に出ることもしばしば。誰が見てもバントする状況はかえってやりにくいはず。そうした中、ほぼ間違いなくバントを決めて自分の役割を果たしていました。

私は川相選手ほどバントがうまい選手は、他球団含めていまだに一人も知りません。

さて鈴木選手。彼の持っている一芸は「走塁」。1塁から2塁への盗塁と、3塁からホームをつく走塁。それは芸術といっても過言ではないほど優れていて、美しくすらあります。

走塁に関する意識も人一倍、いや人万倍高い。

2014年7月15日のヤクルト戦、1点取ればサヨナラという状況の中、2塁にいた鈴木選手は、橋本選手のシングル性のライト前ヒットで、普通なら3塁で止まるところ、サードベースを回り本塁に向かって走りました。

キャッチャーが本塁をブロックしていて、ほぼ間違いなくアウト。そんな状況下、すぐには回り込まず、ギリギリまで一直線に走り、一瞬ホームベースが空いたところ、回り込んでベースタッチ。セーフでサヨナラ勝ち!

長年野球を見てきましたが、あんな芸当見たことがありませんでした。あれはマグレじゃない。鈴木選手だからこそできる技だったのです。

その試合のヒーローインタビューの中、鈴木選手は「自分の技術が上回った」とサラリといってのけたのです。この一言に、鈴木選手の走塁という技に対する、並々ならぬプライドを垣間見ることができました。

バントが川相なら、走塁は鈴木。

このような人材が応援球団にいるのは本当にうれしいですし、ぜいたくな事です。

2016年、鈴木選手は野手最年長となってしまいました。将来間違いなく、走塁コーチに就任するでしょう。

鈴木選手の走塁をリアルタイムで見る機会はあまり残されていないはず。

塁に出た鈴木選手に注目して、彼の持っている技術をたっぷりと堪能したいです。

 - G選手~2016年に向けて