由伸監督熱烈応援ブログ

由伸監督率いる読売ジャイアンツをやさしく、時には厳しく、そして熱烈に応援します!

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Gのスピードスター・鈴木尚広が引退を表明!

   

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毎年この時期になると、往年の名選手達が次々と引退を表明します。

今年もベイスターズのハマの番長・三浦大輔投投手をはじめ、ファイターズの武田勝投手、イーグルスの栗原選手、マリーンズのサブロー選手といった、記憶にも記録にも残る名選手達がグラウンドを去っていきます。

ジャイアンツからも一人、今日引退を表明した選手がいます。

鈴木尚広選手です。

ジャイアンツの真のたたき上げ

鈴木尚広は決して鳴り物入りでジャイアンツに入団した選手ではありませんでした。

1996年にドラフト4位で入団するも、当分出場機会に恵まれることなく、一年の殆どをファームで過ごしました。

当時のジャイアンツはFAと逆指名でビッグネームがひしめくチームであったため、鈴木のような無名に近い選手に出番が与えれることは殆どありませんでした。

転機が訪れたのは2002年、長嶋監督から原監督に政権が移った年です。

2006年もそうですが、原監督はいままで埋もれていた生え抜きの若手を積極的に起用しました。

鈴木もその中の一人で、2002年が一軍初デビュー、代走として見事にプロ初盗塁をマークしました。

翌2003年は盗塁数18回と、二けた盗塁を記録しました。

2006年以降の原政権においても、監督は鈴木を積極的に起用し、あの伝説のシーズン・2008年では1番打者に定着、規定打席にこそ到達しなかったものの、打率は.304、盗塁数は30とダブルツー(?)を達成するほどの活躍を見せていました。

2009年以降は守備固めと代走が専らの出番となりましたが、数えきれないほどのビッグプレーでファンを沸かせてくれました。

2015年にはオールスターにも出場することとなりました。

ジャイアンツ一筋、プロ20年。

鈴木尚広はまさしくジャイアンツの真のたたき上げなのです!

何となく、そんな予感がした

そんな鈴木ですが、今年は往年のプレーを見せてくれなかった気がします。

代走で塁にでるも、ベンチの指示なのか、鈴木本人が意欲を欠いているのか分かりませんが、盗塁を企画することは稀で送りバントでの進塁が殆どでした。

ベイスターズとのクライマックスシリーズ最終戦の終盤、鈴木はいつものように代走で出場するものの、田中健二朗投手にけん制で刺されてアウトとなってしまいました。

鈴木は結構ポカの多い選手でしたが、ベテランの域に入った2010年以降は滅多にミスをしなくなりました。

その鈴木が、けん制アウトになった。この現実を目の当たりにし、私は何が起きたのか理解するのにかなり時間がかかりました。

しかも後日報道によると、田中投手はプロで初めてけん制で刺したとのこと。

ベンチの起用方法、盗塁企画数の減少、CSのけん制アウト・・・。

何となく、鈴木の引退の予感がしていた中、今日の引退報道を目にしたのです。

ジャイアンツ史に残る名選手!

プロ野球はエースであったり、スラッガーであったりが注目される中、鈴木のような走塁のスペシャリストは地味な存在と言えるかもしれません。

しかし鈴木尚広は、1点を争う緊迫した局面では、相手ベンチに「鈴木が残っている!」と心胆寒からしめるほどの抜群の存在感を放っていました。

ジャイアンツを応援し続けて20年、私はこのような選手を他に知りません。

打ったり投げたりだけが野球選手ではないことを教えてくれました。

間違いなく鈴木尚広はジャイアンツ史に残るであろう名選手です!

あの芸術的な走塁を見れないのは寂しいですが、その活躍を忘れることはありません。

プロ20年間、本当にお疲れ様でした。

 - G日記